親不知。

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おえ。

 いまだかつてこんなに沢山じぶんの血を飲んだことはない。
親知らずを抜いたのさ。そしたらなかなか止まらないでやんの、血。
ぬるい。まずい。最初はこんなもんかと思ったが、もう飽きた。
げっぷがでるよ。
相当、おえ。

どばどば、出る。溢れる血をタヲルにしみ込ませながら書いてる今、抜いてから一時間半。大丈夫かよこれ。
血尿と赤い雲子ちゃんにセイはろーにならんのか、こんなに血飲んで。
てゆーか腹減った。
昼めし喰ってない。
喰うに喰えんよこんなじゃ。
血糊がだんだん口の中で固まってゆくこの、ぬるねとしたものが、
うにゅくにゅして気持悪い。抜けた歯が残した臍の尾みたいのが口内にどろりだらりとしていると思いねえ。どうも、このぶにょぶにょがカサブタの役割を負っているらしく今の段階でこれ取っちゃうとまた血の池地獄。

「飲み会とかないですね。」
先生は言ったよ。
「はい、ありません。」
僕は応えた。
「激しい運動とかしないでね。」
「しません、しません。」
「このガーゼ、二十分ぐらい噛んでてね。血止めるやつだから。」

二十分経過で取りました。

おえ。

姉が小さい頃親知らずを抜いて、みりみり抜ける音が聞こえたと言ってた。
自分にも聞こえるかどうか期待していたらいつの間にか抜かれていた。
あっけないもんだった。抜いた歯はもらった。
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by ryonutsjp | 2004-07-01 17:22
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